クリスマスプレゼントを配りに、トナカイのソリに乗ってやってくるサンタクロースのおじさんですが、 実は実在する人物だったんです。 サンタクロースとは、聖ニコラウスの事。 一度くらいは名前を聞いたことがあるんじゃないでしょうか。 だいたい6〜9世紀頃、ビザンチン帝国で聖ニコラウス崇拝が起こります。 そして、聖ニコラウスの命日である12月6日がその祭りの日に制定されました。 だから、サンタクロースが来るのは12月6日…なんですが、何故かアメリカで、 サンタがやってくる日がクリスマス・イブということになり定着してしまいます。 12月6日だったのが、12月24日になっちゃったんですね。 なので元々は、クリスマスとサンタクロースに関係はありません。 今でもドイツ、オランダ、スイスなどでは12月6日にプレゼントを贈ります。 サンタクロースと言う呼び名もアメリカ発。 もともとオランダで、「サン・ニコラース」と呼んでいたのが、「サンクト・クラウス」になり、 さらに「サンタクロース」になったんだそうです。