■ 世界の長寿記録

 
 
科学的には、動物の寿命は、その動物が成熟にいたる期間の5倍の寿命がある
といわれています。だから、人間の場合は25歳を成熟期として125歳まで
生きられることになります。(もちろん、このような年齢に達するには、よほ
どたくさんの要因が重ならないといけませんが。) 


ちなみに、神話や伝説を除いた確かな証拠のある長寿の例では、スコッチウィ
スキーのラベルで有名なトーマス・パー氏が152歳まで生きたという記録が
あります。旧ソ連のシラリ・ムスリモフ氏は、130歳のときに56歳の夫人
との間に子供をもうけ168歳でなくなりました。我が国では、江戸時代中期
に因幡の国の百姓儀佐衛門が209歳まで生きたという記録があります。この
場合は、記録はしっかり残っていても信憑性という面では疑問がありますが。

人類(特にその時の権力者)の願いはいつも「不老不死」でした。つまり、死
なない体、いつまでも今の状態でいたいという願いです。手塚治虫の有名な作
品「火の鳥〜未来編〜」では、主人公は火の鳥から「不老不死」の体を授かり
ます。はじめは確かにうれしいことですが、だんだん惨めになっていく。そん
な話を読むと、普通に生きられたらいいや、と思えるのです。




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