ZAC2103年 4月 27日 サラマンの3回忌



ZAC2103年 4月 27日 サラマンの3回忌

いい加減、暇。俺が言い出した作戦だってのは分かってるけど、こうしてみるとやっぱり暇。
みんなに怪しまれないよう、わざわざ医療スタッフしか入れない区画の奥にベッドを運んで貰ったワケだし、文句言える立場じゃないってのは重々承知しているんだけど……。

部屋帰ってマッド組みたいし、カスタムUとも全然話してないし、それに運動できないから身体がなまっちまう。こーして日記書く機会すら無くなったら、発狂してるかも。

…………。
あーイヤ、別に、せめてロールと同室なら、なんて思ってないから。全く。全っ然。
…えーと、医学書もいい加減読み飽きたなー。





こんなに時間があると、考える事ばっかしちまう。
今日はあいつらの3回忌だし、な。

シーフードカレーが上手く作れなくて不機嫌だったダルク。
医師免許が取れそうだってはしゃいでたリィナ。
シミュレーターで新記録出して、でも気を緩めなかったツァオ。
そのツァオを利用して賭けに勝ちやがったナツメ。
整備中に火傷して、自信無くしてたトッド。

こいつら全員がサラマン基地と一緒に燃えちまった、あの日から3年。
今考えても、あの状況じゃ何やっても全員助からなかった。向こうの指揮官が優秀だったとしか言いようが無い。サラマンの司令官も、まぁ取り立てて無能ってワケでもなかったし……な。

そりゃ、その直後、おめおめと逃げ延びた時には思ったさ。もっと俺が強かったらとか、もし師匠がサラマンを離れずにいてくれたらとか、トチ狂ってでもあの司令官が転進を指示しなかったらとか。
…状況を分析してるように見えて、ただただ後悔してるだけだったな、この時の俺。



あいつら5人、そして一緒に亡くなったみんな。
お疲れ様でした。

今日の一言:「みんなの事は忘れない…絶対に」






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