限界破裂

「誓う、よ……。ネウロだけ……私、ネウロが好きなんだよ……」
「……よろしい」
「あ、あああぁぁぁぁっ!!」

 切望していた言葉を聞いて、今度こそ理性が切れた。指をショーツの中へ忍ばせ、既にぷくりと膨らんだ芽を弾くように撫でる。それだけで、ヤコは軽く達したようだ。

「はぁ……ねう、ろぉ……」
「これからだぞ?」
「うん……来てぇ……」

 既に制御不可能となった欲望を取り出す。引き剥がす手間すら惜しく、ショーツをずらしたところへそれを突き入れた。

「ああああっっ!!」
「ヤコ……」

 煩悩の赴くまま、激しい律動で攻め立てる。ヤコは悲鳴のような嬌声をあげ、我が輩のベストに指だけで必死にしがみつく。
 もうその必要はない、とスカーフに歯を立てて首を振ってそれを解いてやると、自由になったヤコの両腕は我が輩の背中に回って、ぎゅっと抱きしめてきた。

 それが、いい知れない高揚感を我が輩に植え付ける。

「あっあっ! ねうっ、ネウロっ!」
「ヤコ、ヤコっ……」

 互いの名を呼び合い、互いを貪り合う。ヤコの真意を知り、我が輩の感情にも歯止めが利かなくなった。

「ネウロっ、ネウロ……すき…好きっ……ああっ、ネウロっ!!」

 その言葉が、我が輩を高みへと昇らせる。

 ――限界が、近づく。

「好き、好きっ……ネウロ…あ、あ……イッちゃ…ネウロ、好きぃっ! あ、イッちゃう!! ネウロ!!」
「くっ……ヤコっ!」

「あ、あああ――っ!!!」

 ほぼ同時に絶頂を迎え、互いに弛緩した体を預ける。

「好き……」

 その一言を最後に、ヤコは意識を飛ばした。
 そして、我が輩も安堵からの眠気に、素直に身を預けた。

++ fin ++

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前のお話からだいぶ間が開いてしまって申し訳ないです。
魔人様、発狂せずに見続けていればなんてことなかったのに(笑)。



戻るか?