エサをあたえないでください

 門を出てすぐの裏路地に入ったところで、コンクリのブロック塀に乱暴に押しつけられた。
「ネウ…ん……ん、ふ……ね、ちょ…ぅ……」
 そのまま深く口づけられて。無意識に力が抜ける自分の体が恨めしい。こんな、学校のすぐ傍で……。
「ちょっ…ネウロ、ここあっ……あ、や…ネウロっ……」
「解ってます。すぐそこが学校ですよね。あんまり声を出さない方が良いんじゃないですか? せんせ……」
 こいつ解ってて……そうだ、こういう奴だよ、ネウロって。
「ぇあっ、ぅんっ……ん……」
 耳元で囁かれて、そのまま舌でうなじを舐められて、慌てて手で口を押さえる。私が声を抑えようとしてるのを確認して、そのくすぐったい感覚が首周りを辿り始めた。途中、何箇所かきつく吸われて、ネウロの独占欲が刻まれる。

「僕以外の人に触らせるなんて、先生は本当に淫乱で……」
「んっ…ん、んぅ、ふ……」
「ここも……、ああ、こちらもですね」

 頬や額、腕とか指にまで、丁寧に舌が「消毒」していく。その全てに所有の印を付けられて。転校生が触ってきた場所、全部……。

「……ここも、ですか?」
「あっ!」

 そう呟くと、ネウロの手がブラウスの中に侵入してきた。人肌とは違う感触。さわさわと探るように撫でられて、体が熱を帯びる。

「やっ……そん、な、とこ……」

 触られてない、って言いたいのに、何故か口籠もってしまった。プツリ、と胸の圧迫感がなくなれば、私の意思とは無関係に、そこは刺激を待っていたようで……。

「んっ!」
 その尖端を指で微かに撫でられただけで、ビクリと体が跳ねる。
「おや、もうこんなに尖ってますよ?」
「あ、ん…ふぁ……やっ、ん……」
 そのままきゅっと摘まれて、また撫でられて、体の芯が疼く。学校のすぐ近くなのに、すぐそこで友達や先生が授業をしてるのに。

「そんなに期待した顔をなされると……」

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