何が欲しいの?

 部屋に戻ってみると、綺麗に二組の布団が敷かれていた。そこへ、ごろんと寝っ転がる。しばらくすると、ネウロが帰ってきて。
「はしたないぞ、ヤコ。浴衣のすそが捲れているではないか」
「ねっ、ネウロ! お、おかえりっ」
 慌てて裾を直そうとする手を制し、ネウロはさらに浴衣を捲った。
「ちょっ、ネウロ……あっ」

「やはり、男女が同じ部屋に泊まるとなれば、この流れが自然なのだろう?」

「ど、何処でそんなん覚え……ひゃあんっ」
 首筋を舐め上げれば、容易に反応する。自分好みに育て上げた少女を前に、魔人は嬉しそうに笑った。
「やはり、瘴気を吸うと体が軽いな。喜べヤコ、我が輩絶好調だぞ」

 舌で鎖骨を辿りながら、手は露わになっている太腿を撫でる。すぐに熱を持つ体に囁く。
「もう体が熱いな……温泉の所為だけか?」
「……っ……」
 解ってるくせに、と睨むが、それすらも男の欲を煽る要因となってしまう。

 舌が胸に到達し、丹念にその輪郭をなぞる。敢えてその中心を外して。
「あ、あ……ねう……」
「どうした?」
 クク……と笑みを零し、空いている手を、やはり舌と同じように胸に置く。そうしていくうちに、その突起が徐々に硬く立っていく。
「ここに、欲しいのか?」
 ふっと突起に息を吹きかける。それだけでビクンッと跳ねてしまう。少女は無意識に物欲しそうな顔をしていた。
「イイ顔だな、褒美だ」
「あああっ!」
 口に含み、舌で転がす。待ち望んでいた刺激を甘受する体に、魔人はさらに気をよくして。

「ああっ……あっ、はぁっ……あ、ああぁぁんっ!!」

 太腿を撫でているだけだった手を、脚の奥へ進める。そこは既に蜜でぐしょぐしょになっていた。やはり、敏感なところをわざと避けるように愛撫をすれば、とうとう腰が揺れだして。
「あ、あ、あ……」
「ずいぶんいやらしく動くのだな、この淫乱が」
「あ、やぁ……」
「どうして欲しいのだ?」

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