「ちょっ、ちょっ、ちょ……駄目だってばぁ!」
「科白が違うぞ、ヤコ。これでは仕切り直しだ」
「もうっ……」
「そら、もう一度だ」
「ぅわぅっ、あ〜〜れ〜〜っ」
くるくるくる〜……ばたんっ
「む、何を床に這いつくばっているのだ?」
「ちょ……目が回って……」
「なかなか加虐心をそそる格好だな」
「に、二回も帯くるくるやられたら、こうなるって……」
「ふむ……」
ふわり
どさっ
「もうっ……いきなり優しく抱き上げてくれたと思ったらソファに直滑降!? 新年早々虐待かよっ」
「何を言うか……我が輩はこんなにも貴様を可愛く思っているというのに」
「!!!??」
「おお、ヤコよ。顔が林檎のようだぞ」
「そ、そんなコト、さらっと……」
「ふむ……脱げかけた晴れ着、か」
もそっ
「え……あっ……ちょ、ねう……あんっ」
さわさわ
ふにっ
ちぅ……
「あっ、あ……ねうろ……はぁんっ……」
はらり
ごそごそ……
「良い眺めだな。我が輩としたことが、我慢できそうにないぞ」
「え、あ、ま、待ってよ、ねうっ……」
くちゅり……
「あああっ!」
くちゅ……ちゅ…
「あ、あ、あ……」
ずぷり
「あああぁぁっ!!」
「ヤコ……」
ぐっ…ぎちっ…ぐっぐっ……
「あっ、あ、あ、あ……やあぁぁっ…ネウロっ……」
ぐちゅっ…ぢゅ…ずぷっ
「あぁぁ…ネウロっ……ねうろぉっ……あ、あ……」
ぎしぎし
がくがく
「くっ……ヤコ、ヤコっ……」
「あ、あ、あっあっ……あ、あぁ、ねう……も…あ…」
ビクンッ…
「ゃああああぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!」
「……っ……ヤコ……」
「これが、姫初め、というやつか。晴れ着のチラリズムといい、帯の取り方といい、日本文化とは素晴らしいものだな、ヤコよ」
「違う……なんか違う……」
『今年もよろしくお願いします m(。_。)m あかねより』
++ fin ++