マニア的にはオールオッケー
―アイナ様へ誕生日プレゼント―

 下着姿の少女が一人、姿見の前で溜め息をついている。可愛らしい真っ白のフリルがついたそれは上下セットで、血色の良い肌によく映える。だが、少女は不満があるようだ。

「やっぱ、ボリュームない……よね……」

 親友に連れられて、勢いで買ってしまった勝負下着。色っぽいというよりは、清純なイメージの下着は、少女に背伸びをさせることなく、よく似合っている。
 だが、どうしてもコンプレックスである小さい胸が気になるようで、自分で胸に手をあてて、ふにふにと揉んでいる。

「痴女か、貴様は」

 突然、少女の背後から聞き慣れた男の声がした。少女は慌てて振り向いて逃げようとするも、男の長い腕にあっさりと絡め取られてしまう。

「ね、ネウロ! ちょ、放して……あっ、やぁっ……」
「大方、貧乳を嘆いて、揉めば大きくなるなどという都市伝説を実行したのだろう?」

 男は腕の中の少女に囁き、首筋に口づける。同時に手はそろそろと少女の胸を下着の上からさすって、敏感に反応する様を楽しんでいた。
「我が輩が毎日のようにこうして愛撫してやっているというのに、ちっとも成長しないではないか」
「やっ、あ…あ……」
 男の手は次第に動きがいやらしくなり、少女は内から熱が生じるのを感じて。

「なぁ、ヤコ?」
「ぁんっ……」
 名前を呼ばれただけでも体が跳ねる。少女はそんな体を恨めしく思うが、男は心底楽しんでいた。
「まったく……我が輩の手では掴むことができんぞ、この大きさは」
 男はそう言いながらも柔く揉みしだき、指をブラジャーの中へと進める。
「ぁあっ……なっ…によ……じゃあ、こんな…ぁ……しな…で、よぉ……」
 少女は男を振り解こうとし、抵抗の意思を示すが、潤んだ眸と熱い吐息が交じる声にはまるで説得力がない。男の劣情が膨れるばかりだ。
「イヤ……なのか?」
「あっ……やぁっ、あ、あ」
 艶やかなテノールが、意地悪く問う。布の下で直接頂を摘めば、甘い悲鳴が漏れる。
「イヤなわけあるまいな。こんなにも悦びおって……」
 少女はいやいやと首を振る。それは否定の意思なのか、与えられる快感に震えているのか。

「胸は小さい方が感度が高いと聞いたが……」
「あっ…っ……はぁ……」

「そんなに感じやすい様を見せられては、このボリュームを貧乳と呼ぶ、と自ら定義づけているようなものだぞ?」

 男は強引にブラジャーをずらし、ささやかな膨らみに口づける。そのまま丹念に舌を這わせ、頂きに吸い付いた。
「ああっ…や、あっ……ひぅっ……」
 あまりにも敏感な少女は、男の愛撫によって、体を支える力を奪われてしまう。
 足の力が抜けて床に崩れ落ちる少女を支えるように、男は同じ速度で腰を落としながらも愛撫を続けた。
「あ、あ……ネウ、ロ……ふ、ぁ……」
 そうして床に簡単に組み敷かれ、どう足掻いても逃げられなくなってしまった。
「ふむ、重力に従うと、ますます膨らみが小さくなるのだな」
「も、そんな…むね、ばっか……ネウ…の……いじ、わ…るっ……」
 男の発言に対してのことかと思いきや、よく見るとそれだけではない様子。涙をぽろぽろと零しながら、少女は無意識に太腿を摺り合わせ、腰を淫らに動かしていた。

「フッ……意地悪で結構。こんなにも快楽に従順なこの胸は、我が輩のお気に入りだ」
「えっ……」

 その言葉に不意を付かれ、少女は全身から力を抜いてしまう。男は目を細め、ニヤリと笑うと、いきなりショーツの中へ指を侵入させた。
「あああっっ!!」


 その後は、まあ……二人とも満足したようですよ。

++ fin ++


お題「ひんぬーについて弥子をいじるSネウロ」
アイナ様、誕生日おめでとうございます!



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