「うわーっ!!」
あまりの美しさに声も出ない。
ネウロと一緒にやって来た枝垂れ桜で有名な公園で、私は言葉を失っていた。
流れるように枝垂れた枝には、濃い赤色の花がびっしりと付いている。
木の真下に潜り込めば、枝垂れた枝がカーテンのように周りを遮って…。
二人、まるで桜に守られているみたい。
「ネウロ?」
隣りに佇む、愛しい魔人を見上げる。
「なんだ?」
枝垂れ桜の下で、ネウロの腕に包まれる。
「私、幸せだよ」
「なんだ。今日は、やけに素直だな」
私はネウロの胸に顔を埋めて、ささやかな幸せに浸っていた。
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続く→