「そ、そろそろ帰ろっかぁ」
ネウロの腕を解き、くるりと反対側を向いた。何だか気恥ずかしくて。
「何処へ行く? 我が輩はまだ花を堪能したいのだが」
耳元に響くテノール。ドキッと心臓が跳ね上がる。いつの間にか背中に温もりを感じて。ネウロが、後ろから抱きしめてきたのだ。
「めめ珍しいね、アンタが『謎』以外に興味を持つなんて」
「ああ、大いに興味がある。貴様という花にな」
「えっ? ……あっ」
うなじに口づけられて、強く吸われた。多分、髪の毛で隠れるか隠れないか微妙な位置に。
「ネウロ……ちょ…あんっ」
いつの間にかブラウスのボタンを外されていて。とても自慢などできない小さな胸を、ネウロの大きな手が覆っていた。
撫でるような動きがだんだんと揉むようになってきて、背中に違和感。どうやら歯を立ててブラジャーのホックを外したらしい。胸元の圧迫感が去り、革手袋の感触が直に胸を包む。
「あ、あ……はぁ、ネウ、あっ……」
胸の中心、既に立ってしまっている突起を摘まれて、体がしなる。そのまま丁寧にこねくり回され、ビクビクと反応してしまう。
「あぁ……ネ、ウロ……こんな、とこ……」
「こんなとこ?」
「ね、せめて帰ってから……駄目?」
「そんな潤んだ眸で懇願されたら、止まるものも止まらなくなるな」
「えっ……ああんっ!」
ネウロの手がするりと太腿を撫で上げる。そして、その奥に、痺れるような刺激。
「ねっ、ネウロっ……ああ、あ……」
「我が輩を煽ったのは貴様だ。忘れるな」
指が、ショーツの中に侵入してきた。直接敏感なところをつつかれて、腰が跳ねる。体に力が入らなくなって、近くの木に手を付いた。
「あ、あ……あ、は、だめ……ぁんん……」
私達を隠すのは枝垂れ桜のカーテンだけ。魔界能力も何も使ってないから、下手をすると誰かに……。
「見られるかも知れない、と思うとより興奮するようだな」
クク……と笑われた。思考を読まれて、顔が熱くなる。
それでも手は止まらず、それどころか指が中にするりと入ってきた。優しくかき回されて、理性が削ぎ落とされていく。
続く→