昔々でないお話。
ある事務所に、それはそれは可愛い女子高生と、超絶美形青年がおりました。
ごく普通でない二人は、ごく普通でなく出会い、ごく普通でない……まあ、ブッちゃけ青年は魔人だったのです。
「なんかさ……変な感じだよね、私達」
「何を突然」
「んー…だって、人間と魔人だよ?」
「だから何だ」
「この間、生物の授業でやったんだけど……種が違うって、もう、遺伝子? DNAってやつ? …が全然違うんでしょ?」
「確かに、高等生物である我が輩とワラジムシの貴様では染色体の数から違いそうだな」
「いやいやいやいや、私、人間だし!」
「しかしそう憂うこともない……」
「スルーかよっ!!」
「家畜に欲情する異常性愛というのは遙か昔からあるか……しまった、それでは我が輩が異常ということになってしまうではないか、このナメクジめ」
「いたたたたたたたっ!! ちょ、やつあた……え?」
「む?」
「え、ネウロが異常ってことになるって……えと、その……」
「……なんだ」
「ワラジムシの私……自分で言ってて哀しい…じゃなくて! ……私に欲情するってこと…だよ、ね……?(赤面)」
「……………………(フリーズ)」
「ネウロ……?」
「…………それは、挑発しているのか?」
「は?」
「それとも誘惑か? この我が輩を?」
「へ?」
「先生がせっかくお誘いしてくださるのですから、僕はそれに応えなければなりませんね(ドS助手スマイル)」
「あ、や…そういうつも……やっ……」
そうして天然誘い受けの女子高生は、青年の起爆スイッチ押してしまいましたとさ。
めでたしめでたし。
「めでたくなーい! …あっ、やぁ……」
……めでたしめでたし(笑)。
++ fin ++