ごまかされない

「ウージッ虫♪」
「このナメクジが」
「どうしたパンの耳」
「ドラム缶があるぞ…………ヤコ! 貴様の仲間だ!」
「確かに貴様は汚物だが……」


散々ネウロに吐かれた暴言。
DVも含めたら、一体私の存在って何だろうって思わずにいられない毎日だった。


でも……。


「ヤコ……」
「んっ……ねう、ちょ、苦し…」

力強い抱擁。
私をまっすぐ射止める螺旋の眸。
柔らかく熱い舌と唇。

人間と変わらない、ぬくもり。

言葉と違って、ぬくもりはごまかしが利かないから。
だから……安心できる。

ずっとネウロの傍にいようって思える。


ねぇ、ネウロ。
私がそう思うをの見越して、こんな風に抱いてくれるの?

……なんて、聞かない。
聞いてなんかやらないんだから!

ごまかす気なら、気づかないフリしちゃおうかな、なんて。

++ fin ++




戻るか?