「女なんて……人間なんて、星の数ほどいるじゃない?」
「だから……なんだというのだ?」
「うん……だからさ……私がネウロの隣にいるって、もしかしてすごいことじゃないかな、って」
「奇跡、とでも言いたいのか」
「ん…だから、さ……私がもし死んじゃっても、ネウロは淋しがること、ないよね?」
まったく、なんということだ。
奇跡を願うのは我が輩の方だったとは。
なあ、ヤコよ。
貴様は、人間など星の数ほどいると言ったが……気づかなかったのか?
星には手など届かない、ということを……。
仮に届いたとしても、貴様以外の星などいらんがな。
++ fin ++