最愛なる魔人さま

極彩色の
翼に包まれて
隣に立つために
わたしは生まれてきた

ただ一目
お逢いしてわかった
胸を貫いた
恐怖と期待のなかで


「替え歌か。して、この続きはどうした?」
「…………この先は、歌わない」
「む」
「こ、これ以降は、別に……」
「何を言う、次の一文が一番大事なのではないか」
「〜〜〜っ、だからっ、そこを歌いたくないの!」
「ほう…………そうか……我が輩は、貴様にとって最愛の人にはなれんのだな……(遠い目)」
「え、あ、ぅ……歌うよ! 歌えば良いんでしょ!!」
「その通りだ。ほれ、さっさと歌え(立ち直る)」
「!! は、はめたね……?」
「何のことだ?(ニヤリ)」
「ぅ…………」










跪きましょう
どんな罪よりも
こうして貴方を愛した真が
何よりわたしを
楔に打つ 激しく深く

++ fin ++




戻るか?