「…………ヤコ」
「何? ……って近い! 顔近いっ!」
「貴様は我が輩の眸をどう思う?」
「へ? ど、どうって……う…ん……綺麗な緑だよね」
「それだけか?」
「え、んと……見てると、吸い込まれそう」
「それは、不快に感じるか?」
「…………ううん、嫌いじゃない」
「そうか。ならば良い(満足げ)」
「……で、結局何なの?」
「フム。どうやらこの色は人間の脳に特定の影響を及ぼすようでな」
「え」
「緑色……波長500nm前後の光は、『再生』や『進歩』を促すそうだ」
「……つまり、アンタの言う、進化するってこと?」
「そうだ。だから、ヤコ……」
「な、に?」
「我が輩から決して目を逸らすな」
「……うん。ねえ、それってさ、ネウロ……」
「む?」
「私にずっと目を向けてくれるってことだよね?」
「…………言うようになったではないか」
そして重なるシルエット……。
いやはや、二人とも血色がよろしいことで(笑)。
++ fin ++