Side:ロミオ
その言葉、頂戴しよう。
ただ一言、我が輩を恋人と呼ぶが良い。
それだけで、生まれ変わるも同然、
種族など関係のない、ただの恋人となる。
こんな種族の差などという塀など、
恋と呼ばれるこの翼で飛び越えてきたのだ。
石垣や、深い谷があろうとも、
我らの恋を閉め出すことなどできぬ。
怖いものなどない。
ただ、貴様の眸だけが怖い。
我が輩を映さなくなったそのとき、
おめおめと我が輩だけが生き長らえるなど、
どうしてできようか。
++ fin ++
戻るか?