桂木弥子は脳噛ネウロ様に人権の全てを差し上げます
「……ねえ、もしあのとき、お金返せなくて私の人権がネウロのものになったら、何をさせるつもりだったの?」
「ふむ……床磨き、椅子、机、曲芸推理などなど、まあそのようなことが大半だが」
「え、普段と変わらなくない?」
「もっと高度なものを自ら要求するか。貴様も立派な奴隷になってきたではないか」
「いや、そーじゃなくて」
「それなら、脳をいじくる実験台というのもあったな」
「か、返せて良かった! マジで!」
「まあ、今はもういじくる必要もなくなった」
「え?」
「過程はどうあれ、結果的に貴様は理想の状態になった」
「そうなの? え、私そんな変わった?」
「我が輩を心から愛しているだろう?」
「!!」
「現状に我が輩は満足している。人権なぞ貰わなくとも、貴様の全ては我が輩のモノだ」
「……う、うん……(赤面)」
(え、じゃあ脳をいじくるって……あのときもう、ネウロは私を……?)
++ fin ++