【
幸せの青い鳥、その噂の真相】のおまけです。
これは、とある世界のとある場所にあるとある国の物語……のおまけのお話。
「ネウロ、今日も元気だね」
あの頃遊んでいた青い鳥、今では王宮で自由に飛んでいる。
「ム?」
「あ、ネウロ。この子もネウロって言うの」
「鳥……何故我が輩と同じ名を付けた?」
「だって、なんか(服の色が)似てるから……」
「…………」
ネウロがピクリと眉をつり上げ、固まった。
「ネウロ……?」
「何故…………何故知っている?」
「な、にを……?」
バサリ、と何かが目の前の空気を震わせた。
目の前に、青い翼の、大きな鳥……。
だけど、顔だけが人間……ネウロのもので。
私はびっくりしてしりもちをついてしまった。
「え、なに……?」
「……………………知っていたわけではなかったのか」
「人間、じゃない、の?」
「そうだ……怖いか?」
淋しそうに言うネウロに、思わず抱きついていた。
「ううん、怖くない。驚いただけ」
「……受け入れ、られるのか?」
「もちろんだよ! だって、私に幸せをくれる青い鳥だもの」
「そうか……」
そのほっとした表情が愛おしくて。
青い羽根に包まれて、ネウロからの口づけを受け止めた。
++ fin ++