結婚

「結婚おめでとう」

純白のドレスを着る君を、夢見ていた。

「ありがとうございます、笹塚さん」

その君の隣にいることを。

「式、笹塚さんだけでも出席してくれて、嬉しいです」

強く真っ直ぐな栗色の眸。

「笹塚刑事、皆さんにもよろしくとお伝えください」

そこに映るのは、深緑の螺旋。

「……ヤコ、そろそろ時間だ」

君の肩を抱くのは、真っ青なスーツ。

「うん、ネウロ……」

何処までも俺に無頓着な君。

「では、僕達は明日の準備がありますので」

明日、俺は狂わずにいられるか?

++ fin ++




戻るか?