「今回の依頼人、色っぽい人だったね」
「うむ、人間基準だとそうなるな」
「あの人、ネウロが好きみたいだったね」
「我が輩は気づかなかったが」
「(嘘吐き…)あの人、ネウロを誘ってたよね」
「確かに、媚態が見え隠れしていたな」
「…………(解ってんじゃん)」
しばし俯く弥子。
ネウロのジャケットの裾をつまんで、涙をためて上目遣い。
「やっぱり、色っぽい女の人の方が良い…よね」
まるで誘うようなその眸に、堪らずネウロは弥子をきつく抱きしめる。
「心配には及ばん」
「な、何が…?」
「我が輩は、貴様以外の誘惑にはのらん」
「…………(赤面)」
(それって、私の誘惑にはのってくれるってこと…?)
++ fin ++